「世の中の仕掛け人を増やす」ことをVisionとして掲げているI-MAGE。
今回は8月からI-MAGE19の開講に先立ち、I-MAGE19で運営代表を務める鮫島さんにI-MAGEで得られる体験の面白さや醍醐味を語ってもらいました。
早稲田大学大学院 基幹理工学研究科 修士2年
I-MAGE18では、「大学生に、興味があることへの最初の一歩を踏み出して欲しい。」という想いから動物に喩えてどんなタイプの「面倒くさがり屋」かを診断する「ダメ大学生診断」、大学生向けの新たな一歩を後押しするコンシェルジュサービス「ホーホーくん」を当時のチームのメンバーと企画した。
I-MAGE19では運営代表を務める。
ーI-MAGEに出逢う前の挫折
昨年の7月末頃、I-MAGEに飛び込みました。
これまで、僕は中学・高校・大学7年間にわたり文化祭実行委員として活動し続けてきました。チームで何かを作り上げていくことがとても楽しくて、やりがいや責任感を抱いていましたね。
そして、大学院に進学後、その経験を生かし就活をしていました。ところが、実はその年、就活に失敗してしまったんです。「自分の強みはいったい何だったのだろうか」「これまでの経験を発揮できずに終わってしまうのか」などと深く思い悩みました。
そして、就活留年を決めたわけですが、そんな時にInstagram広告でI-MAGE18に出会いました。
ーI-MAGE18に参加した一番大きい理由
【企画で未来はつくれる】というI-MAGE18のステートメントが心に刺さったからですね。
「ここならきっと自分の強みを発揮できそうだ」と思い、すぐに説明会に参加したわけですが、説明を聞いて、その直感は正しいと確信したのです。その場で受講を決めてしまったほどです。あの時抱いたワクワク感を信じてよかったと今でも思っています。
ー最初の講義で大切な仲間に出逢えた
Kick Offの日はアイスブレイクをやった後に、創発ダイアローグ・ファシリテーションと講義が続いていました。
そこで、さまざまな人とセッションやグループディスカッションを行ったのですが、最後のファシリテーションの講義で真剣に事に向き合う学生3人に出逢いました。そのグループワーク自体は上手く行かなかったものの、どこまでも分からないことを分からないまま終わらせずに追求するその3人となら、企画をつくっていけるなと思い、この3人と一緒にチームを組みたいと希望を出し、チームを結成しました。
ーそんな仲間とつくった企画
去年の企画テーマは「ローカルの魅力とこれから」だったのですが、僕たちはローカルを「大学」と捉えて始動しました。コロナ禍にあって、大学生ならではの活動が制限されていたことに寂しさや危機感を抱いていたためです。自分たちに何かできることはないかと思い、企画づくりを始めました。
具体的には、【ダメ大学生診断】といって、自由に時間を使えるのに有効活用できていない大学生向けに、動物に喩えてどんなタイプの面倒臭がり屋なのかを診断するツールです。自分のタイプを知ることで、これからの行動を変えるきっかけを提供するというものです。
URL⇒https://onl.tw/qy8BJZN
↑ぜひやってみてください!!↑
ーI-MAGEの講義で学んだ、インサイトを掴む面白さ
僕は、もともと理系ということもあり、それほど企画に特化した分野や広告に興味があったわけではありません。
しかし、広告の背景にあるコンセプトメイキングやマーケティングリサーチなどを学び、インサイトを掴み取ることの難しさと難しいゆえにその仮説があたった時の面白さを感じました。実際に、企画づくりの際にも僕の意見は講義で学んだことをふんだんに応用し、仮説をチームメンバーに提示して違っていたら修正し、合っていたらそれはそれで面白かったです。ここで得られた学びを企画に落とすプロセスは、I-MAGEだけで終わるものじゃなく、例えば自分が就職してからどんな分野で仕事をするにしても生かせるものなんじゃないかと思っています。
ー一筋縄ではいかないからこそ熱い時間を過ごしたチーム活動
僕たちのチームは、「仮説を立てる→フィードバックを受ける→つくり固めながらも仮説を立て直す→再評価(フィードバック)」をひたすら繰り返しながら企画づくりをしていきましたね。
もちろん、一筋縄ではいきませんでした。意見の衝突もありました。アドバイザーとも白熱した議論をしました。しかし、このサイクルを繰り返しながら企画が洗練されていくプロセスを踏んだことは、必要不可欠なものだったと実感しています。チームが一丸となってひとつのことに向き合ってきた時間は、素直に幸せでしたし、むずかしい壁を乗り越えていくことは本当に熱い時間でしたね。
最終的には、900人の「ダメ大学生診断」の参加と70人の「ホーホーくん」への参加という多くの人を巻き込んだ企画をつくったことを評価していただき、審査員特別賞をいただくことができました。僕は、この賞に対してもそうですが、そこに至るプロセスから、当時抱えていた自分への自信のなさを払拭するきっかけを得られました。
ーI-MAGEのサポートがあるからこそ
企画づくりとは、本当に難しいです。様々な壁があって、乗り越えても乗り越えても立ちはだかる壁がそこにはあります。しかし、仮に思うような結果が出ない時期があったとしても、僕ら受講生と対等に議論してくださる講師、支えてくれるアドバイザーやOB・OGがI-MAGEにはいます。
自分たちのアイディアが形になるようなサポート体制がしっかり整っていることが、I-MAGEのすごいところだと思います。僕たちは、それがあったからこそ「自分たちがつくっていてワクワクする企画」ができたと思っています。これは、人生のターニングポイントになったと言っても過言ではありません。
今度のI-MAGE19では、逆に自分がI-MAGEや次の受講生に還元すべく、運営代表として活動しています。
20年間続いてきたI-MAGEを、守り続けていきたいと思っています。
僕たち運営は4か月間、受講生の企画づくりに伴走し続けます。
ですから、今受講を考えている大学生には、安心して飛び込んでほしいと思っていますし、ぜひ気兼ねなく説明会に参加して欲しいと思っています。僕自身もまだまだ成長の余地があります。
4か月間、一緒に前進していきましょう。